もうすぐで息子が卒園するので、
これも最後、あれも最後。
最後ということは、次に最初がくるので緊張するけれど
わくわくして、楽しいことも待っているのに、なかなか切り替われ
ません(笑)。
気持ちがなかなか切り替わらない。
そういったこと、様々な場面であると思います。
かくいうわたしも「なぜあの人はこういう風なことをしたんだろう?」
「どうしてなのだろう?」と思いを巡らせることがあります。
そんな時は、自分の気持ちの向け方が
「どちらの方向に向いているのか?」
と考えることが助けになります。
先ほど私が言っていたように「なぜあの人は?」と
思っているときは、気持が外側に向いています。
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そのことによって、自分の外にエネルギーが向かってしまい
考えても、考えても答えがでません。
そして、エネルギーが外に向かっているので
自分自身が消耗していくだけで、何もわかりません。
なぜなら、相手のことは変えられないですし
変わらないですから。
これは、ま、よく言われますよね。
この図をみてもらってもわかると思うのですが
自分が考えたりしているエネルギーで相手を変えるなんて
ほんとエネルギー不足です。
もし、変えられるとしたら相当なエネルギーの持ち主(笑)。
考えているエネルギーは相手に届いたとしても
変えられませんし、そのために使うものでもありませんよね。
でも、考えることをすぐにはやめられません。
どうしてこうなったのか、どうしてなのか。
それをやめるには、エネルギーの方向を変えることだと思います。
考える方向を変えるということですね。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf1a1ffd7cf55350c/image/i9f0ff1d8246fb7a3/version/1488513300/image.jpg)
「どうしてだろう?」と思った時は、
「どうして自分はそんな風に考えているのだろう?」と
「どうしてこういった気持ちになっているのだろうか?」と
エネルギーを自分に持ってきます。
こうすると、自分のエネルギーを無駄に使うことなく
自分自身へ向かってエネルギーを使うことができるので
外に向かうときほど消耗しません。
そして、このように自分に向かってエネルギーを使うことで
大切なことがわかります。
自分自身が本当はどのように感じていたのか、
それが分かるようになります。
それは、人から教わったことではなく
自分自身でわかるということになります。
府に落ちる
という感覚です。
「どうしてこんなことが起こったのか?」を
考えるときに、「こんなこと」は自分にとって自分を知るための
大切なことだとさえ思えてくるのです。
いままでエネルギーを外に向けて使っていたのだとすると
内側に向けるには、少し練習がいります。
しかし、練習していけばしっかり自分へ向けることが
できるようになります。
参考文献:「ゆきがふるよ、ムーミントロール」 とーべ&ラルス・ヤンソン著 当麻ゆか訳
ムーミンのお話し絵本